「この人なら相談してみたい」という人

人生楽しいことばかりではありません。辛いことしんどいことも多いものです。そうしたなかで友だちづきあいをするのなら、あなたならどんな人がいいですか。
人生何事にも前向きな人ですか。それともふた言目にはあなたをほめてくれるような人がいいですか。

たとえば、人生何事にも前向きな人。これは結構ですが、何事にもアグレッシブな野心家はテンションが高く、ちょっと疲れる感じがして、個人的にはごめんこうむりたいです。こういう人は得てして同様にアグレッシブでない他人を批判する傾向にあり、もしそうならお付き合いなどは願い下げです。

たとえば、ふた言目には自分をほめてくれるような人。もちろん何かにつけてあなたをけなす人よりはよほどいいですが、坊ちゃんの清(キヨ)みたいに何かにつけてほめられても、かえって居心地が悪いものです。あんまりの付和雷同もどうかと思います。こうしてつらつら考えていくと、私の場合は、

①何かにつけて自分に共感を示してくれる人。意見が少々違っても構わない。
②新しい情報、考え方、視点を提供してくれ、なるほどな、と気付きを与えてくれる人。

の二点です。①②両方が備わっていれば理想的です。そのうちの①と②ではやはり①が重要です。たとえ気付きを与えてくれる人でも、何かにつけて自分を批判する人であれば、友だちづきあいしたいとは夢思いません。

以上私のケースを述べましたが、あなたもきっと同意してくださるだろうと思うのです。というのは人間、性格は違っても、普遍的な共通性というものは持っているからです。おそらくどの人にとっても、「この人なら相談してみたい」という人はきっとこんな人であることでしょう。

「この人なら相談してみたい」と人柄を感じさせるコミュニケーションこそ、社会人としての理想のコミュニケーションであると言えます。なぜかというとこのコミュニケーションは「助言の真髄」を押さえているからです。言い換えるとカウンセリングとコンサルティングを結果的にバランスよくカバーしている、ということになります。他人から信頼される人脈の豊富な人、というのは例外なくこのコミュニケーションができています。あまり功利的な考え方はしたくありませんが、こうしたコミュニケーション術は研究するに値するわけです。

では、助言の真髄とは何でしょうか。そのためには助言とはいかなるものか、を理解する必要があります。

by bfath602 | 2009-11-18 06:39

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