不合理な信念(イラショナル・ブリーフ)

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『性格は変えられない、それでも人生は変えられる―エリス博士のセルフ・セラピー』アルバート エリス (著)を読了しました。この本では、不合理な信念(イラショナル・ブリーフ)を3パターンに分類しています。

1. 失敗して、承認を得られなければ、自分には価値がない。(I)

2. 他人は自分をやさしく扱うべきだ。(YOU)

3. 私を取り巻く状況は常によくなければならない。(IT)

1の主語はI、2の主語はYOU、3.の主語はITですが、多岐に渡る思い込みのわかりやすい分類法と思います。たとえば失恋した場合、3つともかかわってきますが、いずれも論理的に誤っている考え方です。

たとえば、失恋した場合、否定的感情になるのは避けられないが、自滅的感情になってはいかん、と著者は言います。私も昔は、

「自分はこんなに何度も失恋してきたので、もう一生結婚できないに違いない」

とふと思いかけたことが何度かあります。自滅的感情は、間違いなくうつやパニックを引き起します。著者は自滅的感情から出るためには、不合理な信念を変えましょう、と説いています。たとえば、上記の不合理な信念は、

1. 恋愛は相手あってのことであり、成功することもあるが、失敗することもある。

2. 私を受容れる受容れないは先方の自由だ。

3. 失恋は長い目で見ないと、良かったのか悪かったのかわからない。

と考えれば、不健全な自滅的感情から健全な否定的感情に移行できると説明しています。健全な否定的感情は人間成長するうえで人生に必要なことですね。

自分で問題解決できる、エリスの論理療法は個人的に今たいへんしっくりきています。自分自身と議論する論理療法は、理屈好きな自分に合っているのでしょう。一方で悩みには助言者が必要であるとするロジャース派の考え方は今の自分個人にはあまり合わないな、が実感です。悩みを語って聴いてもらうことでカタルシスを得るよりは、自分で何とかしたいな、と思うからです。そして、話を聴いてもらうなら、自分の選択や決断を聴いてもらって、背中を押してもらいたい、と思います。
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by bfath602 | 2011-09-16 10:19


どうすればもっと出版の成功率を上げることができるのでしょうか。やり方はあります。それはコーチングを使うことです。


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